生活秘書のいる生活とは? 〜ある1日〜

~ある一日~

毎週水曜日の午前10時。お約束の定時、ご自宅に到着します。
長年お仕えする秘書だからわかる、ご契約者さまの体調の変化。
「そう、ちょっと風邪をひいちゃったみたいなの。」グスグスと目や鼻をしばたかせながらつぶやくご様子を見ながら、かかりつけ医へ診察の予約。肌に優しいティッシュペーパーをテーブルの上にそっと置きます。
任されている慶弔のお付き合い記録簿を確認していただきながら、金曜日に必要になるご祝儀袋をお渡しします。当日のコーディネートを一緒に選び、クローゼットに収めると一安心。ご自身の好みははっきりされているのですが、秘書の私に場にそぐうものかどうか、意見を聞くことで安心できるとのこと。
今日の本題として、先日来ご興味を持たれていたスマートフォンについてお調べした資料をテーブルの上に広げます。
「こんなに料金プランがあると、何が何だか解らないのよ。」
ご契約者さまの利用したい機能はよくわかっているので、その中から料金とサービスが最もリーズナブルなものを3パターンほど詳しくご案内します。本部の専門家がまとめてくれた、私たちが「専門家の知恵」と呼ぶその資料。ご契約者さまにもわかりやすい、大きめの字でポイントを説明してくれています。ちょっと込み入ったご質問があれば詳しくお伺いし、宿題にして次回までに本部の専門家が熟慮して回答いたします。一筋縄でいかないご要望にも極力お応えいたします。当日専門家のスケジュールさえ合えば、その場で電話やテレビ電話で相談に乗れる場合もあります。二人で「やっぱりこれかしらね。」と仮決めをして、来週訪問予定の日に近くの携帯電話ショップへ行くことに。実際の契約は、販売店の説明を聞いてから結んでいただきます。
お茶を入れてほっと一息。お好みの茶葉が切れつつあるので、オーダーも入れておきます。
素敵な景色を眺めながらお話ししていると、「そう、素敵なのだけれどね。でも、一人では広すぎるのよ。物だって、こんなにはいらないの。断捨離っていうのかしら、身軽になって小ぢんまりとした気持ちのいいお部屋に住めたら、どんなに気が楽だろうと思うのよね。」
思い出のつまったご自宅、家具や絵画等、一時のお気持ちの揺れで手放して後悔なさることのないようにと、気を付けながら会話をすすめます。
「サイズダウンしたお部屋や暮らし方を色々見たうえで、ゆっくり考えてみましょうか。」
そうお伝えし、次回訪問時までの宿題として「不動産専門家の知恵」を手配します。
向こう1週間の契約者様のスケジュールを確認後、本日の訪問は終了となりました。

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